ジャズ・ドラマーLarnell Lewis(ラーネル・ルイス)がMetallica(メタリカ)の「Enter Sandman」を初見で完コピする動画が話題になっている。
※動画リンクは最下部。9:33からプレイスタート
ジャズ・ドラマーLarnell Lewis(ラーネル・ルイス)について
カナダ生まれのジャズ・ドラマー。アメリカ・ブルックリンを拠点に活動するジャズ・フュージョン・バンド「Snarky Puppy(スナーキー・パピー)」のドラマーで知られる。36歳。
Snarky Puppy(スナーキー・パピー)の2014年のアルバム「WeLikeIt Here」で爆発的なパフォーマンスを披露、グラミー賞の最優秀R&Bパフォーマンスを受賞。2016年にはアルバム「Culcha Vulcha」でグラミー賞の最優秀コンテンポラリー・インストルメンタル・アルバムを受賞。
他にもパット・メセニーやマイケル・ブレッカー、ジョン・スコフィールドなどの有名アーティストとも数多く共演している。
グラミー賞常連のジャズ・ドラマーがMetallica(メタリカ)を初見で完コピ?
ドラマーのオンライン・レッスン・サービスで知られるDrumeoのYoutube企画でラーネルはこう話した。
「僕が演奏することをあまり知られていないスタイル『メタル』を演奏したいと思っていたんだ。だから僕が一度も聴いたことがない、歴代で最も人気のあるメタル・スタンダードに挑戦しようと思った。
そう、Metallica(メタリカ)の『Enter Sandman(エンター・サンドマン)』だ。君が何を言いたいかわかるよ(笑)。『この曲を聴いたことがないわけないだろう?』ってね。でも僕はこの曲を聴いたことも、演奏したこともないんだ、嘘じゃない。
というわけで、早速今から聴いてプレイしてみよう! 準備はいいかい?」
そして宣言通り、Metallica(メタリカ)のEnter Sandman(エンター・サンドマン)をたった一度聴いただけで、素人目に見て『完コピ』してしまうLarnell Lewis(ラーネル)。さすがグラミー賞ジャズ・ドラマーだ。
まとめ
動画の中でLarnell Lewis(ラーネル)はEnter Sandman(エンター・サンドマン)を聴きながら、各セクションの小節数、スピード、音色、注意すべきショットなどをきめ細かく確認しているのがわかる。
言葉を口にしながら、身振り手振りでショットのポジションを何度も確認し、たった一度で初めて聴いた曲の構成を理解してしまった。
ドラムだけでなく曲全体におけるヴォーカルやギターの役割にも言及しているLarnell Lewis(ラーネル)。次はMaster of Puppetsの初見完コピが是非とも見てみたい。
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