Eric ClaptonのBackground
Birthday
1945年3月30日(79歳)
Birthplace
イングランド サリー州
Memo
【Guitar】フェンダー ストラトキャスター(ブラッキー)
【身長】179cm
Career
- 1962年(17歳):サリー周辺のパブで演奏を始める。程なくしてキャリア最初のバンドであるルースターズに参加
- 1963年(18歳):ヤードバーズ加入
- 1965年(19歳):ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズに加入
- 1966年(21歳):クリーム結成(2年半で解散)
- 1968年(23歳):Beatles「While My Guitar Gently Weeps」のギターソロをレコーディング
- 1969年(24歳):ブラインド・フェイス結成。アルバム「Blind Faith(スーパー・ジャイアンツ)」をリリースしUS,UKチャート1位獲得
- 1970年(25歳):デレク・アンド・ザ・ドミノス結成。デュアン・オールマンをゲストに迎えたアルバム「Layla and Other Assorted Love Songs(いとしのレイラ)」リリース。
- 1974年(29歳):「Shot The Sheriff」でUSシングルチャート1位獲得
- 1996年(51歳):カバー曲「Change The World」でグラミー賞ソング・オブ・ザ・イヤー受賞
- 2004年(59歳):ブラッキーがオークションで1億520万円に。大英帝国勲章 CBE(コマンダー)受章
- 2015年(70歳):ブルースの殿堂入り
Eric Claptonで3曲選ぶなら…
I Shot The Sheriff
White Room
Layla
Eric Claptonの思い出
言わずと知れたギターの天才、エリック・クラプトン。デビュー当時から「天才」「神」と呼ばれ、ギタープレイヤーとしてのすべての栄光と名声を手に入れた男のすごさを目の当たりにしたのは、中学3年生のころだった。
小学生のころから洋楽を好んで聞いていた僕は、エリック・クラプトンというアーティストをもちろん知っていたし、「Layla」や「Change the World」を洋楽POPとしてよく聞いていた。
兄からもらったエレキギター(弾いていなかったので勝手に拝借した)をアンプにつないで音を出し始めたある日、僕はCSの音楽番組で衝撃的な映像と出会う。
それは「The Old Grey Whistle Test」でボブ・マーリーの「I shot the sheriff」を演奏するクラプトンの姿だった。リフとなるギターフレーズに聞き覚えがあった僕は「この曲知ってる!こういう曲なんだ」と思って興奮してテレビを見ていた。すると曲は後半のギターソロに入った。そのギターソロの1フレーズ1フレーズが、15歳の僕の心に突き刺さった。
「なんだこのギターソロは!!むちゃくちゃかっこいい!」
ギターソロは終わらなかった。結局クラプトンは5分余りも気持ちよさそうに相棒ブラッキーを鳴らし続けた。5分の歌と5分のソロ、計10分。当時既にホテルカリフォルニアやボヘミアンラプソディーと言った名曲に聞きなじみのあった僕とって10分とはそれほど長い曲には感じなかったが、5分のギターソロというのが何せ衝撃的だった。僕の大好きなB’zの松本は5分もソロを弾くことがないからだ。
僕は翌日すぐにレンタルCDショップへ向かい、クラプトンの「I shot the Sheriff」が入ったCDをレンタルした。ところが、僕がレンタルした「I shot the Sheriff」にはギターソロが入っていなかった。I shot the Sheriff~と言いながらクラプトンはフェードアウトしていったのだ。シカゴの「素直になれなくて」の後半パートがバッサリカットされたヴァージョンが存在することを知っていた当時の僕は、「きっとギターソロがカットされたヴァージョンをレンタルしてしまったのだろう」と思い、再度別のCDをレンタルすることにした。
次にレンタルしたCDはLIVE版で、それぞれのトラックの長さもきちんと明記されたものだった。「I shot the Sheriff 9分45秒」これだ!待ちに待ったクラプトンのギターソロを堪能できる。そう思った僕が5分後耳にしたソロは、テレビで見たものとは全くの別物だで、時々聞き覚えのあるフレーズが出てくるくらいだった。(残念ながらそのヴァージョンのソロは僕の心には刺さらなかった)そして1つの仮説が持ち上がった。
「あのギターソロってひょっとして、全部アドリブ…?」
父親がジャズを聴くので、音楽におけるアドリブについては小さいころから嫌というほど聞かされたし、MステなんかでB’zが出演するときに、松本が原曲とは違ったソロを入れてくることや、それがアドリブであることも、当時の僕は理解していた。
その後僕はテレビで見た「I shot the Sheriff」のギターソロを探してCDを借りまくったが、結局あのギターソロにたどり着くことはなかった。そして仮説が定説に変わった。
「あのギターソロはアドリブだった…
そしてエリック・クラプトンは神だった!!」
あんなアドリブをかませるギタープレイヤーは神に違いないと僕は思った。そしてクラプトンのようにギターが弾けるようになりたいと、エレキギターに真剣に向き合うようになったきっかけが「I shot the Sheriff」の幻のギターソロだった。
幸運なことに、テレビで見た「I shot the Sheriff」を僕は録画していた。そのCSチェンネルが古いミュージックビデオを流している番組で、Policeの「見つめていたい」が流れたタイミングで録画しなければと思って慌てて録画したのだ。「見つめていたい」の次が「I shot the Sheriff」、その次がQueenの「愛という名の欲望」、デュラン・デュランの「リフレックス」、a-haの「Take on me」、C+Cミュージックファクトリー「Every body dance now」なんかが流れていた。
僕はそのビデオでクラプトンのプレイを何度も何度も繰り返し見た。母親のICレコーダーを借りてテレビを録音し(昭和みたいだ)MDで繰り返し聞いた。
Youtubeにも「The Old Grey Whistle Test」での「I shot the Sheriff」がのっているが、僕が聞いたヴァージョンは下記の動画である。
ある日アコギの弦を張り替えようと行ったギターショップで、若い店員とエレキギターの話になった。僕は最近見たクラプトンの話を出して「僕もあんな風にエレキが弾けるようになりたいんですけど」と言うと、「すぐにクラプトンみたいになろうなんて無理だよ(笑)、毎日の地道に練習するしかないね。ところで君アコギは弾けるって言ってたけど、TAB譜の読み方は知ってる?」
「TAB譜??」初めて聞く言葉だった。そして僕はそのお兄さんにTAB譜の読み方を教えてもらった。まさに目から鱗が落ちるような体験だった。(その後かえってすぐにSmoke on the Waterのイントロが弾けるようになった)
上には3曲しか挙げてないが、クラプトンの好きな曲はもちろんたくさんある。中でも、クラプトンが薬物と戦っていた時の、ロン毛で髭姿で尖っていたころのクラプトンのプレイはやはり好きだ。クラプトンの同じビデオを毎日見る僕のために母親がクラプトンのDVDを買ってきてくれた。その中にはForever manやBad Loveのミュージックビデオが入っていて、これもよく見た。Forever manの間奏のギターソロ、キレッキレでめちゃくちゃかっこいい。初めてワウを挟んでBad Loveのイントロを弾いたときの感動。White roomのギターソロ、親父の書籍で見つけた「カラフル・クリーム」のSunshine of your love…ちょっと書き出すときりがないので、今回はこれくらいにしておこう。おっと、最後にこれだけ。
僕が初めて自分の足で、自分で行きたくて言ったライブは2009年のエリック・クラプトン&ジェフ・ベック。3大ギタリストのうちの2人が同時に見れるというのだから(ペイジが一番好きだけど(笑))、これは行かないという選択肢はないでしょう!と思って2万円払って見に行った。
当時高校3年生の2月、学校は既に自宅学習期間に入っていた。全校行事か何かで公民館にミュージカルを見に行った時に、僕は別のクラスのMの席に行って「クラプトンとベックが来るんだから、もちろん行くだろ?」と言ってかなり強引に誘った。何せチケットが高くて、会場はさいたまスーパーアリーナ(高速バス片道5時間)なのだから、田舎の高校生がやすやすと行けるライブではなかった。僕は他校の友人Yも誘って3人で東京へ向かった。初めてのロックコンサート。過去に母親に連れられH井堅やGスペラーズのライブには何度か行ったことがあったが、ロックコンサートでは初めてだった。事前にセットリストを確認して、曲をそろえて、毎日聞いた。
これはロックギタリストあるあるだけど、みんな年を取るとブルースに回帰する。当時はブルースよりもロックやハードロック、ヘヴィメタルの方に興味のあった僕にとって、このライブはあまりに渋いセットリストだったし、クラプトンもベックもYoutubeとは違ってだいぶおじいちゃんだった(クラプトン当時64歳)。それでも僕にとってのギターヒーローであるクラプトンとベックを生で見られたことが僕は何より嬉しかったし、本当に行ってよかった貴重なライブだったと思う。
あれからもう10年以上経ってしまった。クラプトンももう75歳。次に来日したら絶対に行こう。
コメント