Amazon MusicからSpotifyに乗り換えてみた件

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Amazon MusicからSpotifyに乗り換えてみた件

先週妻が友達と遊びに行って仕入れてきた情報。「Spotifyってゆう音楽アプリがおすすめらしいよ」妻はあまり積極的に音楽を聞かない方だし、聞いても邦楽だけなので、そんな妻からの情報を僕は気にも止めなかった。

先日他人の音楽ブログを見ていると、そこにSpotifyのリンクが貼られていることに気がついた。こんな感じで。

ブログに法的にクリーンな音楽を直ばりしたいなと兼ねてから思っていた僕はSpotifyをダウンロードしてみた。

Amazon MusicからSpotifyに乗り換えてみた結果

結果、すごくよかった。曲も豊富だしポッドキャストやプレイリストといったコンテンツも充実していた。主な内容を以下でまとめたい。

Amazon musicのビジネスモデル

Amazon musicのお金のとり方は「プライム会員ならこれだけ聞いていいよ、でももっと聞きたいなら月780円な」

GoogleのPlay music、Appleの音楽サービスもみんなそうだと思うけど、普通は「聞きたいなら月1,000円な」と、サービスを利用する段階である程度お金が発生するのに対して、Amazon musicは「ここまで聞ける、ここから有料」と無料で(と言ってもプライム会員だけだが)音楽を聞ける点が新しかった。僕がAmazon musicを初めて知った時は、「ああ、こうやって所有から共有の時代になっていくのかな」なんて思った。単価ではなく数で勝負するビジネス、広く共有することで固定費や開発費も抑えられる。

Spotifyのビジネスモデル

Spotifyのビジネスモデルはもっと斬新。「全部聞いていいよ、でも広告消したきゃ月980円な」

全部聞いていいだと!?じゃあ何が聞けるってゆうんだよ!?

ということでいろいろ見てみたら、これがすごく充実してる。それもそのはず、Spotifyの基本スペックは下記の通り。

Spotifyスポティファイ)とは、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽ストリーミングサービス。 2019年現在、2億3,200万人(うち有料会員数1億800万人)のユーザーを抱えており、音楽配信サービスとしては世界最大手である。

Wikipedia

と言う訳で、洋楽がすごく充実している。とくに僕の専門分野である「メタル」においては、ほぼ文句なしの品揃え。さすがはメタル先進国スウェーデン。特に嬉しかったのがAmazon musicになかった(プレミアムしか聞けなかった)「Tool」が聞けたこと。本当にこれ全部ただで聞けちゃう。

他にもAmazon musicでUnlimitedしか聞けなかった「Crisix」なんもガンガン聞ける。ちょいちょいない曲もあるけど、まあ許容範囲。Amazon musicみたいに「あーあれプレミアムだろうなぁ、一応調べてみっか、、、やっぱプレミアムじゃんかよ!」という歯がゆさがない。「あれ、意外とこれないんだ、まあいいけど」となるレベル。

Spotifyのいいところ

ただでかなりの音楽が聞ける。アーティストのページに月間リスナー数が出ていて、これを追うのが結構楽しい。(メタリカ1,500万人、Crisix2万人)それから一週間くらい広告もなく、ストレスを全く感じなかった。「Spotifyって広告入るんじゃないのか?これ全部ただで広告なしって、神かよ!」と思っていた。が!

Spotifyの気になるところ

今日になってようやく宣伝が入るようになった。やっぱり一週間はお試しだったのね。宣伝は全然いいんだけど、気になるのが曲の選択方法について。この一週間は「聞きたい曲を探して、プレイリストに登録するかお気に入り登録して、聞きたい順に聞く」という流れだったのに、

『聞きたい曲を聞けなくなった??』

具体的には、プレイリストの中の曲をランダムに再生することしかできなくなってしまった。聞きたい曲を探して再生しても、「プレビュー」しか開かずにすぐに再生が終了してしまう。だから「あーあ、なんか暇だしアンスラでも聞くかな。マッドハウスかなーぽち」ができない。マッドハウスが聞きたいのに、同じアルバム内のガンホーが流れ出すということになるのだ。

んー、「好きに聞きたきゃ月980円」てことみたいですね。あとAmazon musicみたいにダウンロードしてオフラインで音楽聞くということができない。

Amazon musicとSpotify、結局どっちがいいのか?

結論、好きに聞きたきゃAmazon music、ランダムでいいならSpotify。長距離運転にはSpotify、通勤通学にはAmazon music。友達と聞くならAmazon music、BGMにはSpotify!

そんな感じですかね。

余談ですが、僕がまだ高校生でガラケーを使っていた頃の話。洋楽の着メロサイトってなかなかなくて、「何万曲収録!」とか曲の豊富さを唄っているようなサイトでも、洋楽、特にメタルなんかは全然入ってなかった。「AC/DC全然入ってないじゃん!RATTに関しては一曲もない!」なんてことはザラだった。だから国内の音楽配信サービスというものに対する信頼は僕の中ではゼロに等しい。だからAmazon musicが出てきたときは、「Amazonだったら洋楽充実してるでしょ!」という期待があったし、まさにその期待に応えてくれるだけの内容でもあった。

まあ、本当に音楽好きってんなら全部CD揃えるか金払ってUnlimitedにしろよとツッコまれたらそれまでなんですが…(笑)

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